活動の趣旨

近年、環境、エコといった問題が世界的に取り沙汰されている中、これらを意識した企業の経済活動や日常生活にも大きな変化がおきています。そうした状況下で、様々な分野での「紙を素材」とする製品は、環境問題もあり大いに注目され、見直されています。
また、紙の立体開発技術(ペーパーアーキテクトテクノロジー)は、長年の経験によって磨かれて蓄積された「日本の得 意技」として、最近では海外でも大いに評価されています。
しかしながら、その市場をしっかり見据え開発・教育を進めるといった専門的な機関も存在せず、技術の継承や啓発と いった機会や社会的な広がりを進める活動あるいは技術者同士の交流も多くありません。また、その開発作品を市場に ビジネスを展開する「代理店」や「商社」の交流の場も存在しません。
「日本ペーパークラフト協会」は、立体紙製品の市場と技術の将来を見据え伝統ある文化を継承するとともに、国際的な 連携を目指す取り組みとして、又個人個人や一社一社の単独での活動による従来の活動の限界を打破し、複合的な団 体活動を実施する専門的な組織です。是非、ご入会ください。


●目的

  1. 立体紙製品(ペーパークラフト)による創造性開発教育、社会福祉、文化継承を目的として、教育・普及事業を実施する
  2. 紙を素材とする立体創作技術者(ペーパーアーキテクト)の人材育成、交流、情報交換、協業の場を提供する
  3. 会員の知恵を結集して、環境問題、社会問題を啓発する紙製品の開発を促進する
  4. 会員の作品展示会・研修会などを開催し、ビジネスの場として立体紙製品(ペーパークラフト)産業の発展に寄与する
  5. 日本の優れた技術として海外と連携し、その技術と製品の普及を図る